昆虫の筋肉 昆虫は羽ばたいて飛びますが、羽の動かし方に二通りあります。チョウやトンボは一秒に10~30回羽ばたきします。四枚の羽のつけ根にそれぞれ筋肉がついていて別々に動かします。

ところが、ハチやハエでは羽が胸の箱についていて、箱の形の変化によって羽が上下に動きます。胸の箱の中には縦、横方向に筋肉が走っていて収縮‐弛緩をくりかえして箱の変形を起こします。

ハチやハエは毎秒700~800回、蚊では1000回も羽ばたきます。この速い収縮‐弛緩は、「飛行筋」とよばれる特別な筋肉の律動収縮によって起こります。

神経のインパルス1回について100回以上も収縮‐弛緩をくりかえすのです。ただし1回の短縮は、サルコメア長の1パーセントほどと小さいのです。バンタやチョウでは神経刺激に同調して収縮‐弛緩するので「同調飛行筋」、ハエやハチでは「非同調飛行筋」とよばれます。

このページを見た人は、こんなページも一緒に読まれています!

MENU